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Monthly Archives: May 2026
清浄用品と化粧品の資料館
ー 快適な家庭生活を支える清浄と美容の技術と歴史をみるー (現在作成作業中) (家庭用清浄用品の博物館) ♣ 花王ミュージアム 所在地:東京都墨田区文花2-1-3 TEL:03-5630-9004HP: https://www.kao.com/jp/corporate/outline/tour/kao-museum/ → 花王ミュージアムは、洗剤や化粧品など化学品を製造する有力メーカーの花王が提供する企業博物館。創業以来、花王は「清浄」の実現をモットーに製品作りに励んできているが、この目標追求のため、生活の衛生と清潔をテーマとする各種歴史資料を収集してきた。花王ミュージアムこれらの収集結果を一般に公開、展示するため2007年に設立された博物館である。当初、花王のすみだ事業場内に『花王「清潔と生活」小博物館』(1990年)であったが、これをリニューアルする形で開館している。開館の趣旨は「人と暮らしを支える“清浄文化”と花王の“よきモノづくり”の精神をひもとくミュージアム」であった。展示では、花王創業者たちによる「清浄文化」の普及を目指したメッセージや今日までの事業活動の歴史、これまでの歴代製品などを幅広く紹介している。ただ、現在、リニューアル工事のため休館となっていて、2027年にリニューアルオープンの予定という。 なお、同じ花王のミュージアムとして、花王和歌山事業所内には、製品紹介とエコ・環境をテーマにした「花王エコラボミュージアム」がある。(次項参照) この花王ミュージアムには3つのゾーンがあり、一つ目は「清浄文化史ゾーン」、二番目は「花王の歴史」、三番目は、花王の今と未来を紹介する「コミュニケーションプラザ」である。 第一の「清浄文化史ゾーン」では、人類の歴史の中で清浄文化がどのように誕生したか、日本史の中で清浄文化がどんな発展をとげたかを紹介するコーナー。例えば、古代メソポタミア文明の記録や収蔵品から、当時の人類がすでにせっけんを有していたこと、ローマでカラカラ浴場など浴場施設が建設され、市民が体を清潔に保ち入浴を楽しむ文化があったこと、日本では江戸時代には銭湯があり、台所で出る灰に水を通して自家製の洗濯液が作られていたことなどを展示で開設紹介している。 二番目の「花王の歴史ゾーン」は花王の創業から現在に至るまでの企業歴史を紹介するコーナー。歴史のトピックスを通じて花王の企業理念や商品開発の考え方を伝えている。(これについては次に紹介) 第三は、コミュニケーションプラザ・「花王の今と未来」というテーマで、花王の最新の活動、よりよい未来のための活動について紹介するゾーンである。これまでの花王が作り上げてきた過去の製品からはじめて、現在、そして未来の社会につなげる花王の研究・商品開発のありよう展示を通じて紹介している。例えば、環境問題への対応として、“廃PET”を有効活用、アスファルト舗装を高耐久化する改質剤「ニュートラック」などの開発を紹介している。これはアスファルトに約1%添加するだけで、従来のアスファルトの何倍も耐久性が上がるという開発であり、わだち(轍)になりやいアスファルトの補修役立ち使用頻度も低減することができるとされる。また、漂白アクチベート技術、サニタリー製品用「立体凹凸表面シート」なども「花王技術図鑑」で紹介されている。 <ミュージアム展示に見る花王の創業と発展> 花王の源流は、1887(明治20)年、長瀬富郎が上京して日本橋馬喰町で、せっけんや歯磨き粉など日用品を扱う「長瀬商店」を創業したことにはじまるとされる。当時の“せっけん”といえば、高価で高品質な舶来品か、安価で粗悪な国産品しかなかったが、長瀬は手の届きやすい価格で良質な国産せっけんを作ることを目指し、1890年に試行錯誤を重ねながら「花王石鹸」を完成して発売に成功する。これが基礎となり、健康・清涼衛生用品メーカー花王の姿をつくっていくことになった。売り出した「花王石鹸」は、説明書きと品質保証書で包み、桐の箱に収めるなど高品質なせっけんだということを印象付けたという。また、長瀬は「花王石鹸」のほかに、より安価な日用品として化粧水「二八水(にはちすい)」、歯みがき粉「寿考散」も発売して成功している。 しかし、創業者長瀬富郎は事業半ばの48歳若さで亡くなってしまう。これを引き継いだのが息子の二代目の長瀬富郎。1927年、社長になった富郎は、社会的使命を果たしながら社業を拡大することを目指し、「花王石鹸」ブランドを大きく刷新する変革者となっていく。富郎は、社長就任後すぐに欧米を視察してせっけんの製造方法の近代化を図ると同時に、最新設備を導入するなどして改良を重ね、1931年、新装「花王石鹸」を発売。より高品質で低価格、斬新なデザインを採用することで一般家庭にも一気に広げていくことに成功する。また、発売前に新聞の1面に広告を掲載するなど広告宣伝手法にも工夫を加えることで、「新装花王石鹸」は大ヒット商品となり、花王の石鹸事業は大きく前進することになる。 さらに、花王は、1934年に「家事科学研究所」を設立、家事全般を科学的に見直すべく生活者の視点に立ったモノづくりの姿勢を目指す。 研究所は、一般消費者向けに講習会などを開催、家事に関する情報や知識を提供するとともに、一般家庭を訪問して家事の実態を分析して商品開発に活かしている。 <石けんを超えて> 花王は、「花王石鹸」の登場から90年後の1980年には、ペースト状の洗顔料「ビオレ」を発売して新領域を開く。石けんから始まった花王であるが、自ら脱石けんを目指し多様化を進める画期的なものでもあった。1985年には社名も「花王石鹸」から「花王」に変更している。これを契機に、花王は技術革新によって、新しい生活習慣を提案する商品を多数誕生させている。例えば、1970年にはヘアシャンプーの「メリット」、1978年の生理用品「ロリエ」、1982年の化粧品「ソフィーナ」、1983年のおむつ「メリーズ」、1987年には洗剤をコンパクト化した「アタック」、1994年の床掃除の新スタイル「クイックルワイパー 」など、生活にニーズにあった製品を次々に生み出している。 そして更に進んで、現在は、化粧品、スキンケア、ヒューマンヘルスケア、エコ技術を生かした水性インクジェット用インク、特殊増粘剤などの先進的なケミカル製品を製作する企業へと幅を広げている。 これら躍進の系譜は、花王ミュージアムの展示で詳細に確認できる。 ・参照:花王 | 会社の歴史https://www.kao.com/jp/corporate/history/company-history/・参照:花王株式会社 | 花王 ホワイト | 花王石鹸の歩み 石鹸のきた道https://www.kao.co.jp/white/history/01/・参照:始まりはたった一個の石けんー花王のよきモノづくりの系譜― https://www.kao.com/jp/kaonokao/openthekao/vol1/2/・参照:花王株式会社 | 花王 ホワイト | 「クリームみたいな泡」の違いと秘密 https://www.kao.co.jp/white/feature/01/花王ミュージアムが伝える“清浄”の文化史と“正道”の志(電通報)https://dentsu-ho.com/articles/8784花王の顔|花王技術図鑑 https://www.kao.com/jp/kaonokao/zukan/ +++++++++ <参考> ❖ ナプキンミュージアム「ロリエ」 → 花王ロリエの「ナプキンミュージアム」は常設施設ではなく、2024年9月に開催された1日限りの限定イベント。そのため、現在物理的に訪問できる場所は存在しない。過去の歴史展示は、ロリエ公式サイトの歴史ページで見ることができる。 See: https://www.kao.co.jp/laurier/history/ +++++++++++++++++++ ♣ 花王エコラボミュージアム 所在地:和歌山県和歌山市湊1334 … Continue reading
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